こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
「ドローン飛行時のトラブルを少しでも軽減したい」
そう感じたことありませんか?
そこで「着たいなぁ」と思えるドローン飛行用ベスト(ビブス)を制作しちゃいました。
- オールシーズン使用できる機能性
- 操縦者・監視者など誰でも使用できる汎用性
- 視認しやすく撮影の邪魔をしない実用性
あらゆる現場でも多用できるよう、細部までこだわったドローン飛行用ベスト(ビブス)です。
せっかく着るのならカッコいいのを着たいものです。
「なぜ制作したのか」「なぜこのデザインなのか」このオリジナルベストが出来上がるまでのプロセスを紹介しますね。
このページに書いてあること
国土交通省航空局はベスト着用を推奨している
ドローンを飛行させると、おのずとトラブルになる可能性が出てきます。
正しく法令遵守でドローンを飛行させていたとしても
- 一般の方からは「おいおい、ドローンじゃあねーかー」と不快に思われる
- 「どこで操縦しているのか」と不審に思われる
ということがあるため、国土交通省航空局ではドローン飛行時にベスト着用を推奨しています。
ドローン飛行のガイドラインから抜粋すると…
(2)飛行させる際には
無人航空機の飛行を行う関係者であることを周囲の人にわかりやすく伝えるために、操縦者及び補助者は無人航空機の関係者であることが容易に分かるような服装(ベストの着用等)としましよう。
周囲の人に「ドローンを操縦してますよ」と分かるような服装(ベストの着用等)を勧めています。
ドローンは良いイメージを持ってたり、その逆に悪いイメージを持っている人もいます。その両方に対応するべく、操縦者や補助者などの関係者とわかったほうが無難というわけですね。
私自身も撮影現場で「この現場ではベストはあったほうがいいな」と感じるのが増えてきました。
(最近は、なんだか一般の方からの視線が違う気がします…。コロナ禍でギスギスしているから!?)
着たいと思える「デザイン」であり、実用的なドローン飛行用ベスト
せっかく着ようと思っても「ダサい」なら着づらくなってしまい、結局のところ「着ない」という選択肢を選んでしまいます。
そこで作ってしまおう!と
- 着たいと思えるデザイン
- なおかつ実用的である
を目標に、オリジナルのドローン飛行用ベスト(ビブス)を製作しました。
各所に細かいこだわりが散りばめています。
ドローンイラストでわかりやすく、ローマ字でスタイリッシュに
「誰が操縦しているのか、誰が関係者なのか、それがわかればいい」と割り切ったデザインを施しました。
ずらずらと堅苦しい日本語にしてしまうと、一見してダサく見えてしまいます。
周囲の人がドローンと認識できるようイラストを入れて、なおかつ「DRONE」と太字で入れることで、どことなく「FBI」の捜査官の制服ようなスタイリッシュさに寄せてます(笑。
※イラストはイラストレータさんに製作依頼
「航空法に準ずる」の文言がすべてをカバーする
補足的な意味合いで白抜きでテキストを入れています。
よくあるのが「国土交通省航空局 飛行許可済み」というテキストなのですが、個人的には違和感を感じています。
- もしかしたら着ている人は許可がないかもしれない(=許可条件に適していない飛行かも)
- そもそも許可の必要のないエリア・飛行方法では意味をなさないテキスト
結局のところ「許可済み」というテキストで制限がかかりすぎている気がしました。
そこで、国土交通省所管の「航空法に準ずる飛行を行っている」というテキストにして
- どのようなエリアでも
- どのような飛行方法だとしても
対応できるようにしています。
なおかつ、操縦者や補助者、関係者にも着れるように「操縦」という言葉ではなく「運航」にしています。
そのドローン飛行にかかわる人が着たとしても違和感はありません。
※ちなみに、最初に「国土交通省」と入れているのは実はキモです。これは来た人に分かります。
色合いは暗めの紺色にすることで映り込みを軽減する
一般的に撮影の現場では、暗めの洋服を着ることが通例となっています。
例えばオレンジやイエローのような蛍光色の洋服を着ていると、映像上で映り込みした場合、思いっきり目立つからです。
目立たすぎず、テキストの視認性も高いことを考えて、カラーは紺色にしました。
メッシュ素材&ゴムバンド止めでオールシーズン利用可能
ベスト(ビブス)の素材はメッシュ加工のポリエステル100%です。さらりとしていて夏場の厚さでも蒸れづらく、100g未満のため軽量。
サイドがゴムバンドのため、冬場にダウンを着ていても、上から着ることができます。
そのため…
- 小柄な女性
- 体格の良い男性
- 夏場のTシャツの上から
- 冬場のダウンの上から
と、ゴムバンドで伸縮性があるので「誰でもオールシーズンで着れる」のもメリットです。
実際に着てみると「着ていても違和感なく」実用的
多少距離が離れた場所からだと「イラスト」「DRONE」しか目に入らないため、まったくダサくありません。
実用性を考えると、これで十分です。
目的はあくまで「操縦者や関係者が誰だかわかる」それだけでベストの役割を果たせるから。
「ダサいから着たくない」と思ってしまって「着ない」とトラブルに巻き込まれる可能性があります。
だからこそ「着ていても違和感を感じない」「着ようと思える」というのが重要だと思っています。
利活用できるシーン
このドローンベストは幅広い飛行シーンで利活用できると思っています。
- 人通りの多い場所でのドローン操縦者の着用
- 飛行エリアに応じた補助者の着用
- イベントや大型撮影等に関係者の着用
- 工事現場での作業員ではない、ドローン関係者を知らせるための着用
ドローンを飛行させていることを認知させることで、通報リスクや安全対策にも役立つと充分に考えられます。
あとがき
アマゾンで販売しておりましたが、多数の注文をいただき、完売いたしました。誠にありがとうございました。