こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
「ドローンを始めてみたいけど、どれを買っていいか分からない」
そのような声をたくさん耳にします。確かにAmazonではたくさんの種類のトイドローンが売っていますよね。
トイドローンの性能も上がってきて、より安定性が増して初心者でも楽しめるようになってきました。
そこで、数十台のトイドローンを操縦してきた私が「これを購入1台目に!」とオススメしたいトイドローンを紹介します。
2019年8月に発売された「Holy Stone HS370」は初心者にピッタリのコンパクトサイズ、そして安定性抜群、バッテリー2個付きのロング飛行。
この三拍子が揃っているトイドローンは多くありません。
まず「HS370」を購入すれば、ドローンの世界の一歩目を安心して踏み出せると思います。
このページに書いてあること
なぜHS370が初心者の購入1台目にオススメできるのか?
数多くのトイドローンがAmazonで販売されているなか「どれを買えばいいのか分からない」と嘆いていしまう方は多くいらっしゃいます。
私自身は数十台のトイドローンを所持していました。そのトイドローンの中でも「初心者向きだなぁ~」とか「これは屋外専用だなぁ~」と。
そこで「HS370」を手にとって感じたのは「これは1台目に購入すべきトイドローン」だということ。
まず最初に理由を書き並べますね。
- 屋内で遊ぶのに最適なコンパクトサイズ
- 抜群のホバリングをする飛行性能
- 飛行時間が通常の2倍、さらにバッテリー2個付きで遊び倒せる
この3つが「HS370」の最大の特徴です。
初めてトイドローンを購入するときに不満になりがちなのが…
「大きすぎて屋内で遊べない!」「操作が難しい!」「バッテリーがすぐに無くなる!」です。
せっかくドローンの世界に踏み込んだのに、つまらなくなってしまう。
その不満を解消してくれるのが「HS370」。
購入した1台目からドローンの世界を楽しめると思いますよ。
屋内で遊ぶのに最適なHS370
それではHS370を余すことなく紹介していきますね。
小さくて収納しやすい外箱
写真では大きく見えてしまいますが、片手で持てるくらいのサイズです(笑。
このくらいのサイズ感のほうが、クローゼットにも仕舞いやすいですし、外に持ち運びするときも便利なんですよね。
無駄のない梱包
外箱から出してみると、プラスチックでカバーされた本体とリモコン他。
スペースに無駄がないように、プロペラガードやバッテリーが入っていて、もはや考えつくされた配置です(笑。
HS370本体
こちらがHS370の本体。
手にとってみると、ちょうど手のひらに乗っかるくらいのサイズです。
流線型のフォルムはカッコいいですし、このコンパクトなサイズ感もカワイイです。
720Pの動画撮影ができるカメラ
HS370の正面には、カメラが埋め込まれています。
720P(HD)の動画撮影や静止画撮影が、スマートフォン経由で撮影できます。
手に持った感じの良いリモコン
リモコンは小さすぎず、大きすぎずのちょうどよいサイズ。グリップ感も良いですね。
ただ、ボタンがたくさんありすぎるのが、やや難です。いろんな機能がありそうなので、説明書は読みましょうね。
ちなみにリモコンのバッテリーは、単4電池が2本です。
予め買っておきましょうね。
リモコンにスマートフォン装着
リモコンにはスマートフォンを装着して、リアルタイムでカメラ映像を見ることができます。
※スマートフォン未装着の画像でスミマセン…
長時間飛行ができるバッテリー(2個)
カートリッジタイプのバッテリーが2個。
しかもこのバッテリーは1回あたりの飛行時間が約11分と、トイドローンのなかでは長時間飛行です。(通常は5分くらいで「え、もう終わるの…」と持ってしまう時間です)
1回で2倍飛行できるバッテリーが合計2つもあるのですから、「たくさん飛ばしたい」と思う方には満足できるバッテリーセットです。
衝撃を抑えるプロペラガード
HS370にはプロペラガードが付属されています。
いい意味でスマートなプロペラガードで、ガッチリと装着ができるのですが、やや線が細くてちょっと他と比べると、心もとない気もします。(まぁあ許容範囲です)
USB充電器・予備プロペラ・ネジなど
バッテリーの充電は、USB経由の充電になります(充電時間はおよそ70~80分くらい)
また予備のプロペラやネジが付いているので、プロペラが壊れたとしても安心できますね。
安心の日本語マニュアル
初めてのドローンの場合は、どんな操作になるのか心配ですよね。
図柄がふんだんに入った日本語マニュアルが付いているので安心です。
実際にHS370を飛行させてみました
飛行の安定度があって、ちょうどよいコンパクトサイズで、これはいいです!
操縦しやすくて、子供から大人まで楽しめるのではないでしょうか!
屋内で遊ぶのに最適なコンパクトサイズ
トイドローンには大きいのと小さいのと多種多彩なんですよね。
で、大切なのが「屋内で飛行するときの大きさ」です。大きすぎると、部屋の中で飛行させようとすると、ぜんぜん移動しにくいんですよ。例えて言うのなら、小さな路地をトラックで走るような…。
部屋には部屋に合うサイズがあるわけです。
重量200g未満のトイドローンは、風の影響のない部屋の中で飛行させるのが醍醐味です。
部屋にある障害物にぶつけにくいコンパクトサイズで、自由自在に飛行させる。
手のひらサイズのHS370は、初心者にとってドローンを楽しめるちょうどよいサイズです。
抜群のホバリングをする飛行性能
HS370を飛行させて驚いたのが飛行能力です。
さすが2019年の最新のトイドローンですね。圧倒的に飛行能力が進歩しています。
高度維持機能といって、一定の高さをキープしてくれる機能なのですが、これが逸品です。他のトイドローンは多少ふわっとするのですが、HS370はピターッとキープしてくれる感じ。
リモコンからの反応も良くて、飛行してほしい場所にしっかりと飛んでくれます。ここまで意図して飛行してくれるトイドローンはなかなかないですねぇ(マジで)
思ったとおりに動いてくれる。
それこそ初心者にとって操縦しやすいと感じるポイントです。
※3段階のスピード調整(遅い・普通・速い)ができて、最初は普通になっています。慣れるまでは「遅い」で設定しましょう。もっと簡単になります
飛行時間が通常の2倍、さらにバッテリー2個付きで遊び倒せる
もう、これにつきます。
トイドローンの弱点は、バッテリーの保ちが少ないことです。通常は5分程度でバッテリーが切れてしまって、「あ~、もうドローンを操縦できないのか…」と不満に感じる方が大勢います。
飛行時間こそ、満足度に比例します。
もっと長く飛行させたい。もっと操縦に慣れたい。
HS370なら飛行時間はバッテリー1本で11分。しかも合計2つ付いているのは20分以上の飛行が可能です。
これは、お得すぎです…。
スマートフォンをつけて動画・静止画、そしてVRも
スマートフォンをwifi経由で接続すれば、動画撮影、静止画撮影も可能です。
動画をテスト撮影したところ、この安価な価格帯で良く撮れています。そこまで広角ではないので、画面が歪むことがありません。1万円くらいのトイドローンよりも、カメラはいいかもですね。
また、スマートフォンにはVRの機能もついています。
スマートフォンをつけられる市販のゴーグルを購入すれば、リアルタイムの映像を見ながら操縦もできます。
こんな感じで、両目で見られるようになっています。
やっぱりプロペラガードが心もとない
少し前に書いたのですが、プロペラガードがちょっと線が細いんですよね。
ポンッとぶつかる程度ならしっかりとガードしてくれるのですが、ガツッとぶつかったときには、プロペラガードが外れてしまいそうな感じです。
ガチッとガードしてくれるような作りなら、もっと安心感が得られるのですが…。
とは言っても、トイドローンとしては普通レベルのプロペラガードです。私自身がいろんなトイドローンを見ているですから、ちょっと厳しい目線で見てしまいますね。
たとえば室内の壁に当たってしまう分には、まったく問題ないレベルのプロペラガードですよ。安心してください。
コンパクトサイズで安定性抜群、購入1台目に選びたいトイドローン
総評です。
この飛行性能は近年では抜群です。リモコンから手を離しても、安定して飛行していられるのですから。
室内で「ちょっとドローンを飛ばしてみよう」「ドローンで遊んでみよう」と思う初心者の方にとって、小さすぎず大きすぎずのベストなサイズです。
部屋の中を小回りがきいてブンブンと飛ばすのは楽しいですよ~。
しかもバッテリー(2個付き)。「あれ、もうバッテリー切れ!?」と残念な思いをすることなく、ひたすら飛ばし続けられます。
ここまでの性能なら普通に考えたら8000円~1万円はしますね…。
でも、5000円強ならマジでお買い得です。ドローンを始めてみたいと思うなら、満足の行くトイドローンと言っても過言ではありません。
あとがき
このHS370は、ドローンの世界の一歩目として最適です。
- 「子供がいるから、一緒になって遊んで楽しみたい」と思う親御さん
- 練習用のドローンとして、まずは室内でたくさん飛ばして操縦に慣れたいと思う方
そのような方は、HS370で操縦の体験をしてみてはいかがでしょうか?