こんにちは、株式会社ドローンエンタープライズ 代表の早川(@hayakawa_drone)です。
日本では、ドローン=マルチコプターという認識で染まっていますが、そもそもは無人航空機です。
そんな無人航空機は、軍事の場面で思いっきり活用され始めています。
実際に、目で見る機会はほとんどないのですが、映画として描写化されているので気になる方はどうぞ。
一応全国の映画館で観られますが、スタートはバラバラなんですよね。(タイミングが合えば見に行きたい)
このページに書いてあること
軍事用ドローンの市場と現状
ドローンの始まりは、軍事用無人航空機からスタートしています。
大抵の世の中に出回っている製品は軍事用からスタートしており、その代表格はインターネットですね。通信網を構築するという意味では、よりスピーディーな伝達は重宝されたと想像できます。
ちょっと話がそれちゃいましたが、ドローンも同じ流れとして、無人航空機として軍事として活用されたわけです。
サラッとしか読んでいませんが、この1冊を読めばドローン(無人航空機)の軍事的な歴史を理解できます。
用途やシステム、実際の軍事ドローンが掲載しており、興味のある方は一見の価値ありです。ガチで凄いです。
そんな軍事用ドローンですが、今後益々ニーズが広がっていき、開発も進んでいくと予想されます。
以前のブログに市場規模拡大の話を書いたのですが…
ZDNet Japan「民間向けドローンは市場はこの5年で9000億円にーー矢野経調査」より
このグラフの緑色を見れば分かるように、軍事用ドローンの市場拡大および、金額の規模が莫大です。
軍事用ドローンの開発、販売など占める割合は大きく、軍事用ドローンが主体となって大きな市場を席巻していくと言っても過言ではないですね。
では、実際に「どのように軍事用ドローンが使われているの?戦争で使われているの?」というのは見たことがない方が大多数だと思います。
それを解決してくれるのが、映画「アイ・インザ・スカイ」です。
アイ・インザ・スカイ~世界一安全な戦場~
簡単に言うと、軍事用ドローンを主体とした戦争映画です。
副題の「世界一安全な戦場」というように、戦場の最前線に軍事用ドローンがあり、ドローンパイロットは安全な自国の基地で操縦する。ドローンを撃ち落とされても、被害者ゼロ。
もはや戦争のやり方が根本的に変わってしまった、そんな戦争映画です。
予告のyoutubeもあるので、ちょっと見もできますね。
軍事用ドローンが飛ぶだけではストーリーとして間が持たないので、軍事用ドローンの弊害も描写。
軍事用ドローンの利用方法を理解しつつ、そこでドローンを利用する人間の葛藤も見えてくる映画です。
全国ロードショー、なかなか評判も良いようですね。
Amazonプライム・ビデオで鑑賞しました
このブログ記事を書いて2年経ちましたが、Amazonプライム・ビデオに登場しました。
プライム会員なら無料で鑑賞できます。(未会員でも30日無料体験可能です)
Amazon:アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(吹替版)
ネタバレしない程度にレビューすると…
ドローン(無人航空機)でドンパチするのを期待すると、真逆なストーリー展開でガッカリするかもしれません。
Amazonのレビューアーが書いているのですが、
- もどかしい展開で若干イライラする
- ただ緊張感がずっと続くので展開が面白い
- 悪者がいなく、誰も正義ではない、微妙な表現が上手
今までの戦争は最前線の兵士が判断をして攻撃をおこなっていました。しかしドローンによってリアルタイムに映し出すことによる大きな弊害、そしてドローンパイロットの葛藤が垣間見れる映画です。
本作品は軍事用ドローンを使用した話で、
- ドローンパイロットはアメリカ・ネバダ州の米軍基地
- 飛行しているドローンはアフリカにあるケニアのナイロビ
という立地から、ドローンによる現代的な戦争の描写を上手く表現している作品だと思います。
個人的な感想ですが、見終わった後の後味の悪さ、正解のないもどかしさ、いい意味での社会派な映画でした。おすすめです。
あとがき
ドローンによって、戦争の未来も変わりそうです。